【天疱瘡
(平成15年6月18日厚生労働省健康局疾病対策課長通知)
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 ◇天疱瘡の診断基準

1.臨床的診断項目

(1) 皮膚に多発する,破れやすい弛緩性水疱
(2) 水疱に続発する進行性,難治性のびらんないし鱗痂皮性局面
(3) 口腔粘膜を含む可視粘膜部の非感染性水疱・びらんないしアフタ性病変
(4) Nikolsky 現象陽性

2.病理組織学的診断項目
(1) 表皮細胞間橋の離開(棘融解acantholysis )による表皮内水疱

3.免疫組織学的診断項目
(1) 病変部ないしは外見上正常な皮膚・粘膜部の細胞膜(間)部にIgG (ときに補体)の沈着 が認められる。
(2) 流血中より抗表皮細胞膜(間)抗体(天疱瘡抗体)(IgG クラス)を同定する。

〔判定及び診断〕
(1) のうち少なくとも1項目とを満たし,かつのうち少なくとも1項目を 満たす症例を天疱瘡とする。
(2) のうち2項目以上を満たし,の(1),(2)を満たす症例を天疱瘡と診断する。