(社)日本リウマチ友の会静岡支部
目次前へ次へ |

設立年月日 昭和44年2月15日
主な疾病 慢性関節リウマチ
事 務 局 静岡市駿府町1-70
静岡県総合社会福祉会館内
TEL 054(254)5246
代表者氏名 大澤眞助
全国団体 社団法人日本リウマチ友の会
東京都千代田区内神田2-7-7
新内神田ビル3F
県内推定患者数 約2万人
把握患者数 ・・・・・・・・・・
県内会員数 620名
発生の多い年代 30〜50歳
男女の比率 (男)1:9(女)
支部機関紙名 AJU・泉
会費(年間) 4,500円(全国会費共)
支部長宅連絡先 TEL 054(261)5913

 プ ロ フィ ー ル

 リウマチは世界的に古くから名が知られていて、関節に炎症による腫れや痛みを主な症状とする病気ですが、発症の原因は未だ解明されていないため、根治療法も確立されていません。また、病状は関節の痛みや破壊の進行と共に、皮膚や血管、目や鼻、筋肉や内臓などの様々な疾患を伴う全身病でもあります。これからの医科学の新しい未来に、原因の解明と根治療法の希望を託している厄介な病気、これがリウマチです。

 全国の慢性関節リウマチの患者数は推定で70〜80万人といわれ、県内にも2万人を越す患者がおり、発病する年代は働き盛りの20代から50代に多く見られ、圧倒的に女性に多いというのがこの病気の特徴です。中には、未だ10歳未満の子供や10代の学生時代の発病も以外に多く、若い身には厳しく辛い闘病となります。

 初期症状は、突然関節に痛みや腫れが起こりますが、特徴的なのは朝の起きがけに体がこわばることで、長い年月にわたって関節が徐々に変形し、痛みと共に動かなくなって、障害者になってしまうのです。リウマチ疾患の中で「悪性リウマチ」は国の難病治療研究事業の特定疾患に指定されています。

 日本リウマチ友の会は1960年(昭和35年)5月に、国立伊東温泉病院に入院していたリウマチ患者によって結成されました。リウマチに関する正しい知識を広め、リウマチ対策の確立と推進を図り、リウマチ性疾患を有する者の福祉の向上に努めることを目的として、全国47都道府県に支部を置き、友の会のスローガンとして「明日に希望を!」を掲げて様々な事業を展開しています。

 静岡支部は1969年(昭和44年)2月15日に、事務局を国立伊東温泉病院内において日本リウマチ友の会の全国13番目の支部として設立されました。1993年4月に事務局を静岡県総合社会福祉会館内に移して現在に至っています。
 静岡県は横に広がっているので、支部活動は東部、中部、西部に役員を置いて活動に務めています。主な活動は、

年1回の総会・大会の開催、
更正医療相談事業の実施、
支部療養誌『泉』の発行(年間数回)、
自助具の研究・紹介・頒布、
リウマチの啓発活動、
リウマチ専門書の紹介・頒布などです。

とりわけ病気の原因が解明されていない現在ですが、発病初期の段階でリウマチ専門医による適切な治療は決定的に大切です。県内の患者の中には、重症でありながら治療費の問題で悩む人や、専門病院までの歩行が困難なため、通院のための交通費(バスの乗降が困難なためタクシーを利用)がかさんで、通院を断念して病態の進行に苦しみながら、耐え諦めている患者さんのためにも地域の専門医情報は、相談事業の中心として重視して取り組み、通院費の節減を努力してきました。最近は、病状の進行により外出が困難になり、遠出の出来ない方々が少しでも交流を通して、日々の不安の解消と希望を持った生活を送られるように、地域ごとの懇談会の開催に力を入れて会員外の方にも参加を呼び掛けて取り組んでいます。

 その他、加入している静岡県難病団体連絡協議会や各保健所と連帯し、難病医療相談会を開催して、リウマチに人知れず悩む未加入の患者の発掘と救済の手を差し延べることに務めています。リウマチはその進行によっては身体障害者となりますので、障害年金や医療費の助成等の医療制度、障害者福祉制度についての相談にも応じています。

 友の会では「私達の願い」として次のような課題を掲げて、これからも粘り強い活動を続けてまいります。

  1. 国立リウマチ・アレルギーセンターの充実と全国の国立病院・公立病院にリウマチ科の設置をして下さい。
  2. リウマチ患者のための長期療養の出来る施設の設置をして下さい。
  3. すべての医科大学にリウマチ講座を開設しリウマチ専門医の養成をして下さい。
  4. リウマチを特定疾患に指定して、リウマチ患者の医療費の自己負担を軽減して下さい。
  5. 介護保険制度において、リウマチの特性である痛みや変形、一日の中で変化する症状などを十分に考慮して下さい。
  6. 生活支援事業を始め在宅福祉サービスの充実をはかってください。
  7. 難病と障害を併せもつリウマチ患者のリハビリテーションの充実と就労の支援を拡大してください。
 


目次前へ次へ |